グループホームとは、認知症の方を対象とし、安心して家庭にいるような雰囲気の中で共同生活をおくることによって、認知症の症状を緩和させ、健やかに日常生活を送ることができるように支援する介護サービスです。
グループホームは、認知症の方が、自らの家で普通の生活を送ることができるような環境づくり
グループホームの基本は、「認知症の方が、自らの家で普通の生活を送ることができるような環境づくり」を行うことです。したがって、入居している方は「介護を受けるもの」ではなく、「生活する主体」として、またスタッフは「介護の提供者」ではなく、「生活のパートナー」としての意識を共有します。
グループホームで「普通」の生活をおくる中で、生活すること自体がリハビリとなり、認知症の進行の抑制につながるという考え方、認知症そのものは治療できませんが、認知症の「問題」とみなされている行動は、ケアによって緩和されるという考え方に基づいているのです。
グループホームは、認知症の方が、少人数で家庭的な雰囲気の中で暮らせる場として生まれた施設です。料理、洗濯、掃除あるいは買い物等をする普通の生活の中で、認知症であっても人間としての尊厳を大切に人間らしく生きていこうという理念の基に運営いたします。
決して山奥の人里離れたところに隔離するのではなく、町の中・社会の中にグループホームを作る。
一人ひとりの暮らしを尊重するという意味では、少人数であることが望ましい。多人数の中で全体の決まりを押し付けられるのではなく、もっと一人ひとりの意見を聞いて生活してゆくということです。
食事というのは、人間の基本的な健康の部分を、さらに人との交流を促進するものであります。食事を皆で一緒に食べなくてはいけないのか?という議論も一方では出てくるのですが、家族的な、本当に普通の暮らしのようにやっていくことが大切だということです。
「 全室個室 」1部屋 ( 7.2畳 ) でプライバシー
を守ります。
介護用ベッド・エアコン・ケーブルテレビ・タンス収納が設置されております。
地元生産者営農組合からお米を直接購入。いつも美味しいご飯がいただけます。グループホーム内には台所も設置されており、介護スタッフが調理・配膳・後片付けを致します。
入居者は家庭的な雰囲気に触れながら、可能であれば介護スタッフと共にケアの一環として調理・配膳・後片付け等を行います。
浴室は、介護スタッフが介助いたします。
入居者の方の状態に合わせ、「 リフトつきの入浴設備 」もご利用いただけます。
建物は木造平屋で家庭的な雰囲気があります。
静かな田園風景の中、ゆったりとした穏やかで安らぎのある暮らしを提供いたします。
ホーム内の掃除は介護スタッフが行いますが、ケアの一環として、可能であれば入居者のお部屋のお掃除、衣類の洗濯などは、介護スタッフと共にお手伝いいただきます。
当ホームには、 「 看護師 」 が常勤し、各種医療機関と提携しております。
これらの暮らしが実現されるよう、全職員が日々、努力しております!